選手として、引退前と引退後
こんにちは!
今日もお読みいただきありがとう
ございます。
昨日、車いすテニスの英雄、国枝慎吾選手の
引退会見がありました。
記憶に新しいところでは、昨年東京パラリン
ピック、金メダル獲得。
世界四大大会、優勝50回。
ものすごい実績ですね。
ご本人の口から
「相手との戦い、自分との戦い、スポーツ
として見られたい戦い」
三つの戦いが存在していたとのこと。
言葉の重みが違いますよね。
ただ、引退にあたっては
「一点の後悔もない」とも。
私もこんなことが言える人生を送りたい、
そんな気持ちにさせられました。
頑張ろうっと!
選手は引退した後に、自分自身を客観的に
見ることが出来る、とよく言います。
自分が選手だった時は、どうだった
だろう・・。
記憶をたどると、苦笑いや、変な汗(・_・;)
のオンパレードでした。
〇〇コーチに習うと
「もっと女性に負けないくらい、アウエイ
しなさい」(離れなさい)
△△コーチに習うと
「男はもっと、まっすぐにしなさい!!」
さあ!いざ!!全国大会
「あれ?審査員に二人ともいる」
本番では1曲の中で、
〇〇コーチの前では、女性からう~~~んと
離れ、△△コーチの前にいくと、ビシッと
鉄のように真っすぐ
結果は当然撃沈
パートナーは怒って帰ってしまうは・・
何より辛いのは、応援の生徒様を失望
させてしまう・・。
現在、審査をする立場になってわかるの
ですが、フロアー内はどの場所で踊っても
わかります。
二人のコーチにはバレバレでした
これって「いかに自分がなかったか」、
ですよね。
他にも「とんでもエピソード」は山ほど
あります。
若気の至りでした・・。
選手を引退してから、絡まった糸が少しずつ
ほぐれるように、
「あの時言われたことは、こうだった」
「このことを伝えようとしてくれて
いたんだ」等々
私の大恩人の先生からは
「そういうものだよ」
救われた一言でした。
今はえらそうに(笑)、指導の立場ではあり
ますが、過去はこんな感じ。
皆様ご安心ください・・かな?
ただ、自分の過去のダンスも、今のダンスも
大好きです